特 集 〜Digital & AI Strategy|デジタル・AI戦略〜
投資家は、DAISに注目しているが、単なるDXの推進ではなく、ROEやキャッシュ・フローの創出、利益成長を通じてブランド価値や企業の魅力度を高め、最終的にバリュエーションの向上につながるかどうかが最も重要なポイントであると認識している。その上で、住友商事がDAISを通じて目指す「圧倒的No.1」の領域とは具体的に何か。
SCSKの強みについては十分理解しているが、収益構造を変革していく過程において、投資家としてどの領域を優先的にウォッチしていくべきか?
現在、住友商事はSCSKとともに、さまざまな分野での連携を進めている。中でも協業による飛躍的な変革が期待できる領域は二つある。一つはモビリティ分野。SCSKの車両設計の知見と住友商事の自動車分野の知見を掛け合わせ、モビリティシステム全体での共創を目指しており、大きな事業に成長する可能性がある。もう一つは都市開発分野。箱崎やベトナム北ハノイ等、実装の場がすでにあり、SCSKの技術力を活かした都市総合開発・サステナブルシティの実現を見据えている。以下の通り、他にも協業パイプラインは多数あり、そうした協業を通じて住友商事とSCSKがともに変革を進めていく姿に、まずは注目いただきたい。
▍住友商事グループが創り出す社会・産業の姿
デジタルインフラ・産業基盤の整備・拡大
▍Pillar 2による成長 DAISによる売上拡大・コスト削減を実現し、ROICを向上売上 ROIC向上 コスト
DAISによる売上拡大
▍推進していく協業ビジネス3つの類型化
両社の強みの組み合わせ
住友商事
SCSK
取り組み例鉄鋼領域:鉄鋼トレード・SCM高度化の検討製造領域:製造業向けグローバル展開支援
共同営業、新規ソリューション、新規ビジネスモデル市場・顧客取り組み例モビリティ領域:OEM向けエンジニアリング事業を基軸に、自動車業界向け協業ビジネスの検討
ファーストカスタマー戦略 STEP 1 ファーストカスタマーソリューション開発基幹システムセキュリティ業界特化ソリューション業界特化ソリューション STEP 2 市場へ横展開取り組み例基幹システム・セキュリティ領域:住友商事グループへの導入検討と合わせて、市場性も同時に検討
2025年度