▶ 住友商事のコーポレートガバナンス体制| https://sumitomocorp.disclosure.site/ja/themes/37
当社は、「リスク」を「あらかじめ予測し、もしくは予測していない事態の発生により損失を被る可能性」及び「事業活動から得られるリターンが予想から外れる可能性」と定義し、「業績安定」、「体質強化」、「信用維持」の3点をリスクマネジメントの目的として各ビジネスに応じたリスクファクターを洗い出して管理しています。各リスクファクターに対しては、各営業グループによる自律的な対応に加え、コーポレート各部による対応、専門的な知見を有する委員から構成される各種委員会等による支援を実施しています。
その上で、当社事業運営への影響の大きい重大リスクについては、経営会議・取締役会でのモニタリング・意思決定を行う体制を構築しています。
また、世界情勢や気候変動等、短期・集中的ならびに長期・広範囲に影響を与えるマクロリスクの高まりを受け、経営会議・取締役会ではマクロリスクによる当社事業運営への影響ならびに対応策について継続的に議論を実施し、リスクマネジメントの高度化・強化に取り組んでいます。
| リスクファクター | 主なリスク対応策 | 関連委員会・担当部署等 |
|---|---|---|
| 投資リスク | 投資案件選定指針の制定、検討時/実行時の二段階審議による案件厳選、投資実施後のPMI・モニタリング | 全社投融資委員会 |
| 信用リスク | 内部格付制度に基づく与信管理・モニタリング、担保・保証等の取得 | 全社投融資委員会 |
| 商品市況リスク | ポジション枠・損失限度枠の設定 | 全社投融資委員会 |
| 地政学的リスク | 特定の国・地域のモニタリング、情報収集・分析を踏まえた全社方針の検討・実行 | インテリジェンスカウンシル |
| カントリーリスク | 国ごとのエクスポージャー管理、保険付保 | 全社投融資委員会 |
| 金利・為替変動リスク | 金利・為替動向のモニタリング、デリバティブ活用 | 財務部、リスクマネジメント総括部 |
| 株価変動リスク | 上場株式保有意義の評価・検証、保有意義の認められない株式の売却 | 財務部、投資審査第一部 |
| 固定資産価値下落リスク | 保有資産・不動産事業戦略のモニタリング | 全社投融資委員会 |
| 情報セキュリティリスク | 「情報セキュリティ基本方針」制定、技術的対策、インシデント対応体制整備、従業員教育 | IT戦略委員会 |
| 法令・コンプライアンスリスク | 「住友商事グループ・コンプライアンス・ポリシー」に基づく体制の整備・運用、適切な事案対応及び継続的な啓発 | コンプライアンス委員会 |
| 訴訟リスク | 事業遂行上の事業・取引・契約管理、訴訟提起・応訴・和解等に係る適切な管理及びそれに基づく訴訟追行 | 法務部 |
| 社会・環境リスク | 社会・環境関連方針制定、外部知見活用、投融資案件審査・実行後のモニタリング | サステナビリティ推進委員会、全社投融資委員会 |
| 自然災害等のリスク | 災害対策マニュアルや事業継続計画(BCP)の策定、訓練の実施 | 災害・安全対策推進部 |
| オペレーショナルリスク | 内部統制に関する基本規程の制定、内部統制の構築・運用・モニタリング | 内部統制委員会 |
| 資金の流動性リスク | 現預金、コミットメントライン等の活用による十分な流動性の確保、資金調達ソースの分散・多様化 | 財務部 |
| 繰延税金資産に関するリスク | 将来の課税所得の見込みに基づく回収可能性の評価・モニタリング | 主計部 |
| 人的資本リスク | 人財の確保・育成・活躍促進、グローバルでの人事関連施策の実行・モニタリング | グローバルHRコミッティ |