取締役会の実効性の維持・向上のため、毎年、取締役による評価及び複数回の討議の方法により、取締役会の実効性についての分析、評価を行い、その結果の概要を開示しています。監査等委員会設置会社への移行後、初めて実施した2025年度の実効性評価では、移行の狙いであった「経営執行の意思決定の機動性・迅速性の向上」と「モニタリング機能の強化」について一定の成果があったことがアンケート結果から読み取れました。また、アンケート結果及び議論のいずれにおいても、実効性に対する大きな指摘事項はなく、当社取締役会は引き続き実効的に機能していると評価しました。
| 2025年度の重点取組課題 | 2025年度の取組実績 | 2026年度の重点取組課題・取組内容 |
|---|---|---|
| 機関設計変更後の新体制の運営安定化 | 付議基準改定、アジェンダ再整理 | モニタリングボードとしての機能強化 |
| 全社経営テーマに関する議論の充実に資するアジェンダ設定 | 社外取締役の過半数化 | 取締役会の構成(スキル・多様性・規模)最適化検討 |
| 取締役会の人数規模、求めるバックグラウンドについての検討 | 年間監査方針・監査計画の対面報告実施・監査状況、重要事項の共有機会を設定 | 監査等委員会の監査活動から得られる情報のさらなる活用と取締役会の経営執行に対するモニタリング機能のさらなる向上 |
| 監査等委員会設置会社へ移行後の監査体制の在り方の検討・実行 | 半期活動報告の機会を設定、常勤監査等委員のオブザーバー参加 | 指名・報酬諮問委員会からの報告内容拡充による指名・報酬ガバナンスの向上 |
| 指名・報酬諮問委員会と取締役会の連携の強化 |
社外取締役に当社への理解を深めていただき、取締役会の実効性向上に向けてその機能を最大限に発揮いただくため、専任組織を設置しています。取締役会付議案件の論点整理、取締役会と執行側のコミュニケーション支援、職務遂行に必要な情報提供・実務支援等を通じ、継続的なサポートを行っています。
新任社外取締役を対象に、当社グループの経営理念、経営方針、事業、財務、組織、中期経営計画及びリスク管理体制等について体系的に説明する機会を設けています。合わせて、経営執行・ガバナンス体制や関連社内ルールを網羅したハンドブックを提供しています。
当社ビジネスへの理解深化を目的として、国内外の事業現場の視察機会を提供しています(2025年度:国内2回、海外1回)。また、新任社外取締役には、「住友の事業精神」の理解促進を目的とした住友関連施設への訪問機会を設けています。
営業グループの戦略理解を深めるため、グループCEOより各営業グループの戦略及び遂行状況について説明し、社外取締役との対話の機会を設けています。
取締役会の議論効率化を目的として、社外取締役に対して各案件の概要と重要ポイントについて事前説明を実施しています(20 25年度:当時の取締役に対して1 2回、計約2 1時間)。監査等委員に対しても取締役会の前に実施される監査等委員会において各案件の説明を実施。2 0 2 6年度以降も監査等委員を含む全社外取締役に対して、取締役会の各案件の事前説明を実施します。
取締役会において社外取締役の積極的な議論参加を促すため、社外取締役で構成する社外役員会を毎月開催し、活発な討議が行われています。2025年度はデジタルやインテリジェンスをテーマに討議を行った他、会長・副会長・社長や証券アナリストとの意見交換等を行いました。